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目の健康について

皆様の目の健康を守るため、
正しい情報をわかりやすくお届けいたします

シリコーンハイドロゲルについて

#1 より高い酸素透過性

角膜には、血管がないため、ふだんは涙を通して、空気中から酸素を直接取り入れています。コンタクトレンズは、酸素がレンズを通るようにつくられているので、 レンズをつけていても酸素は角膜に届きますが、角膜に届く酸素の量は素材によって異なります。
レンズがどれくらい酸素を通すか(酸素透過性)が、目の健康には大切なポイントです。

コンタクトレンズの素材で違う酸素の通り方

ハイドロゲルコンタクトレンズ
※従来のソフトコンタクトレンズ素材
ハイドロゲルコンタクトレンズの説明図
主にレンズに含まれる水分を介して、酸素がレンズを通ります。
シリコーンハイドロゲルコンタクトレンズ
※次世代のソフトコンタクトレンズ素材
シリコーンハイドロゲルコンタクトレンズの説明図
酸素はレンズの水分を介してだけでなく、直接レンズ素材を通るので、ハイドロゲルコンタクトレンズよりも多くの酸素が目に届きます。

#2 優れた装用感

レンズ内部拡大図

涙には、目の表面で広がろうとする性質があり、この性質によって目は乾燥から守られています。コンタクトレンズを装用すると、 レンズをおおう涙が不安定になり、蒸発が進みやすくなるばかりか、レンズの中の水分の蒸発も進みます。みずみずしさを保つためには、レンズ自体の保水力を高めることが重要です。

#3 UVカットコンタクトレンズ

UVカット加工のサングラスは正面からの紫外線には有効ですが、デザインによっては側面から入り込む紫外線は防ぎきれません。
黒目(角膜)をカバーするUVカットコンタクトレンズなら、 すき間から入り込む紫外線の対策にも。
「つばの広い帽子」+「サングラス」+「UVカットコンタクトレンズ」の組み合わせがおすすめです。

紫外線が目に与える影響

紫外線が目に与える影響

紫外線によるダメージが蓄積すると、眼病になったり、目の老化を促進する可能性があるといわれています。

光誘発角膜炎
大量の紫外線B波を浴びたときに生じる急性角膜びらん性病変。いわゆる「ゆきめ」
翼状片
角膜の一部が異常増殖するもの。
加齢黄斑変性など
加齢による網膜組織の萎縮や血管新生などの組織の変性。
白内障
水晶体がにごる病気で視力低下の原因のひとつ。
紫UVカットコンタクトレンズが紫外線を吸収する図

すき間から入り込んでくる紫外線は目に届く前にコンタクトレンズに吸収されます。

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